こんにちは。有限会社浅葉塗装工業所です。
今回は、横浜市泉区で行った外壁・屋根・擁壁・シャッターの塗り替え工事をご紹介します。
築30年ほどの木造住宅で、外壁の塗膜がかなり傷んでいる状態でした。
塗り替えのきっかけは「そろそろ見た目も持ちも気になってきたから」という施主様の一言。
現地調査をしてみると、想像以上に塗膜の浮きや剥がれが進んでいました。
■ 剥がれが進んだモルタル外壁を徹底補修
外壁はモルタル下地。
塗膜が浮いてパリパリと剥がれてしまっている箇所が多く、最初の打ち合わせでは「全体の3割くらいを剥がす予定」でしたが、
実際に作業してみると…想像以上！
結果的に外壁の約9割を剥離することになりました。
こうしたケースでは、古い塗膜を残すと再び剥がれが起きやすいため、下地の状態を整えることが何より大切です。
■ 下地づくりから丁寧に。塗装仕様のご紹介
まずは高圧洗浄で汚れや古い塗膜をしっかり落とし、鉄部はケレン作業でサビを除去。
そのうえで、モルタル壁の動きに追従する下塗材として
**関西ペイント「アレスダイナミックフィラー」**を使用しました。
上塗りはロックペイント「ユメロック（シリコン塗料）」。
艶やかな仕上がりと高耐候性が魅力の塗料です。
色は「既存に近い落ち着いたトーンで」とのご希望をいただき、メーカーの常備色から最適なものを選びました。
■ 屋根・鉄部・擁壁もまとめてリニューアル！
屋根には**関西ペイント「ダイナミックルーフ（シリコン）」**を採用。
外壁と色味を合わせ、全体にまとまりのある印象に仕上げています。
雨戸や格子などの鉄部は、まず**錆止めに「サビカットⅡ」**を塗布し、
その上から外壁と同じ「ユメロック」で仕上げました。
さらに、建物まわりの擁壁も外壁と同じ塗料で統一。
塗り替え後はまるで新築のような清潔感が戻りました。
■ 工期は約3週間、安全第一で施工しました
施工期間はおよそ3週間。
残暑が厳しい中での作業でしたが、施主様からは
「熱中症には気をつけて、安全第一でお願いします」
という優しいお言葉をいただき、職人たちも励まされました。
工事後には、
「庭の雑草対策で土間打ちをしたいので、信頼できる業者さんを紹介してほしい」
というご相談もあり、現在その工事も進めています。
■ モルタル外壁の塗り替えは“下地処理”がポイント！
モルタル外壁は、見た目以上に塗膜の浮きやヒビが進んでいることが多い素材です。
再塗装の際は、下地をどこまで丁寧に直すかが耐久性を左右します。
浅葉塗装工業所では、建物の状態に合わせた最適な工法と塗料を選定し、
安心して長く暮らせる家づくりをサポートしています。
横浜市・三浦市・横須賀市で「外壁や屋根の塗り替えを考えている」という方は、
ぜひお気軽にご相談ください。
